No3ー”北海道西部-日本海側の豪雪パターン”ー逐次更新します!
●負の北極振動の卓越
・北極振動(AO)とは北極域と中緯度帯の気圧が南北で相反して変動する現象です。
・北極振動が「正の状態」にある場合、気圧は以下のように変動します。
- 北極域の気圧: 平年よりも低くなります。
- 中緯度域の気圧: 平年よりも高くなります。
・これは、北極圏では気圧が低く、その外側の中緯度地域では気圧が高いシーソーのような関係です。
・北極振動が正の状態になると、通常以下のような影響が出やすくなります。
- 寒気の閉じ込め: 北極域の気圧が低くなることで、極の周りを回る強い西風(極渦やジェット気流)が強化・引き締まります。
- これにより、北極の冷たい空気が中緯度地域に南下しにくくなるため、暖冬になりやすい傾向があります。
- ジェット気流の帯状化: ジェット気流が大きく蛇行することなく、比較的まっすぐに流れる傾向があります。
- 日本への影響: 日本付近では、暖かい西風が強まることで、温和な天候が続くことが多いです。
・北極振動が「負の状態」にあるとき、以下のような気圧配置になります。
- 北極域の気圧: 平年よりも高くなります。
- 中緯度域の気圧: 平年よりも低くなります。
・北極圏では高気圧が発達し、中緯度地域では低気圧が優勢になる傾向があるということです。
・北極振動が負の状態になると、以下のような影響が出やすくなります。
- 寒気の南下:北極域の気圧が高く、中緯度域の気圧が低くなるため、北極に閉じ込められていた非常に冷たい空気が、中緯度地域(日本を含む)に流れ出しやすくなります。これにより、広範囲で厳しい寒さに見舞われることがあります。
- ジェット気流の蛇行: ジェット気流(上空の強い西風)が大きく蛇行し、暖気と寒気が交互に東西に並ぶようなパターンになります。
- 寒波・大雪: 寒気の南下に伴い、寒波や大雪が発生しやすくなります。2009年から2010年の冬には、記録的な負の北極振動が観測され、北半球の中緯度帯で顕著な寒波をもたらしました。
●500hPa平均天気図は、長期予報で利用される天気図の一種で、500hPa面の高度が平年と比べてどの位高いか?低いか?(平年偏差)を見る事で、特定の期間の天気の傾向を読み取るものです。
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🟦AIによるコメントです!
💥低気圧の急激な発達の背景
・流氷が内陸部の寒気に与える影響は大きく、特に北海道の気候に顕著に現れます。
🧊 流氷と寒気の関係
・流氷がオホーツク海を覆うことで、以下のような現象が起こり、内陸部の寒気が強まることがあります。
- 放射冷却の促進:流氷に覆われた海面は、海からの水蒸気が減るため雲ができにくくなります。日中の太陽熱吸収も抑えられるため、夜間は放射冷却が起こりやすく、気温が下がりやすくなります。
- 海水温の影響低減:流氷がない場合、海水温は-2℃以上あり、沿岸の気温は内陸ほど低くなりませんが、流氷が接岸すると海水の熱が大気に伝わらなくなり、気温が低下します。
- 寒気の蓄積:流氷域や北海道の内陸には、強い冷気によって小さな高気圧が発生しやすくなります。これにより、オホーツク海側だけでなく、北海道全体の気温が下がりやすくなります。
- 寒さの長期化:オホーツク海沿岸では、1月末に最低気温を記録し、2月に入ると上昇する他の地域とは異なり、流氷の影響で2月中旬まで低温が続く傾向があります。これは、流氷面が太陽光を反射しやすく、暖まりにくいためです。
🌊 流氷の変動要因
❄️ シベリア高気圧とアリューシャン低気圧
オホーツク海の流氷の量は年によって変動し、海氷が多い年は北太平洋全体でアリューシャン低気圧が強まっていることがわかっています。これに伴い、シベリアからの北西風(寒気流)がオホーツク海上で強まり、寒気の蓄積量も多くなります。
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💥JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)のメカニズム
🟠合流が強化される要因
- 白頭山脈による流れのせき止め(ブロッキング): 大陸からの気流が山脈を迂回し、風下で合流することで収束が発生します。
- ユーラシア大陸と日本海の海陸による温度差: 大陸からの乾燥した寒気が、比較的暖かい日本海を通ることで、熱と水蒸気を供給され、収束が強まります。
- 日本海の南北海面水温傾度: 日本海の海面水温の南北の差も、収束の強化に影響します。
この収束帯では、大気中の上昇気流が活発になり、積乱雲が発生しやすくなります。これらの雪雲が次々と日本海側に流れ込むことで、特に北陸地方や山陰地方などで大雪をもたらします。
🟠JPCZの特徴
- ユーラシア大陸沖合から南東方向に伸びる形で形成されることが一般的です。
- 数日間同じ場所に停滞することもあります。
- 大雪の要因となる「線状降雪帯」とも呼ばれます。
- 分断: 高い山脈を越えられない風は、山の北側と南側に分かれて迂回します。
- 合流(収束): 二手に分かれた風が日本海上で再び合流します。この合流地点が「収束帯」となり、強い上昇気流が発生して発達した雪雲(線状降雪帯)が形成されます。
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💥低気圧の急激な発達の背景
🟠2026年1月23日現在、北海道などの北日本地域では、低気圧が発達しながら接近し、荒れた天気になることが予想されています。特に北海道は、低気圧が急速に発達すると大雪や暴風雪に見舞われることがよくあります。
🟠季節性とその傾向
日本付近で異常に発達する温帯低気圧は季節によって出現傾向が異なります。日本海低気圧型は1月に最も多く、南岸低気圧型は3月から5月、そして日本海低気圧と南岸低気圧が合流する「二つ玉低気圧型」は3月に最も多く出現することが分かっています。特に、二つ玉低気圧型は2000年以降に急増しています。
🟠複合的な要因
低気圧が急激に発達する背景には、シベリア高気圧からの冷たい空気、暖かい日本海からの水蒸気の補給、そして北海道の地形が複雑に作用しています。上空の高い場所の条件も発達に影響を与えることがあります。
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💥大陸からの寒気
🟠シベリアはユーラシア大陸に位置するため、シベリア気団は冷たく乾燥しているという特徴があります。このシベリア大陸からの寒気団がオホーツク海に吹き出すことで、海面を冷却しつつ、海から熱をもらいながら徐々に昇温していきます。
💥オホーツク海の寒気
🟠オホーツク海に蓄積された寒気は一年を通して日本に放出されます。特に冬型の気圧配置の際には、大陸やオホーツク海からの寒気が日本海側を中心に厳しい寒さや大雪をもたらすことがあります。
❄️ 冬のオホーツク海と海氷
🟠オホーツク海は、冬季にはシベリアからの厳しい寒気と海氷によって、非常に冷たい海となります。
- ・海氷の生成:: 北半球の寒極(最も寒い地域)がユーラシア大陸北東部にあり、秋から冬にかけてこの寒極からの冷たい空気が季節風としてオホーツク海に吹き込むため、多量の海氷が生成されます。
- ・北太平洋への影響:: オホーツク海で大量の海氷が生成されることで、北太平洋表層で最も重い水が作られ、北太平洋の中層にまで及ぶ大きな海水の循環(上下方向の循環)が生み出されています。このことから、オホーツク海は北太平洋の「心臓」や「ポンプ」のような役割を果たしていると言われています。
- ・地球の冷源:: オホーツク海は、冬季に大陸の寒気を海氷に蓄え、年間を通して日本の気象・気候に影響を与える「クールスポット(冷源)」と考えられています。
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💥北海道内陸の厳しい冷え込み
🟠北海道の内陸地域、特に十勝地方などは、日高山脈の影響で雪が少なく晴天の日が多い「十勝晴れ」となることがよくあります。この晴天が放射冷却の条件と重なり、非常に厳しい寒さをもたらします。
🟠最低気温の記録
- 陸別町:「日本一寒い街」として知られ、過去にはマイナス30度を下回る日も珍しくありません。2022年にはマイナス22.8度、2023年にはマイナス29.4度、2026年1月6日にはマイナス27.5度を記録しています。
- 旭川市:1902年には日本の最低気温記録となるマイナス41度を観測しています。これは、上空に乾燥した寒冷な気団が覆い、新雪が積もった晴れた夜に放射冷却が強まったためと考えられています。
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💥石狩湾の「るつぼ的地形」と気象
🟠石狩湾の湾奥部は石狩平野に続く遠浅の海となっており、その海岸線には砂丘が形成されています。湾の両端は山地が海岸に迫り、海食崖を形成しているため、湾全体としては両側が陸に挟まれたような形状をしています。
・この地形が、冬型の気圧配置が緩んだ際に発生する「石狩湾小低気圧」と密接に関係しています。
🟠石狩湾小低気圧の発生メカニズム
- 局地的な高気圧の発生: 道北や道央の内陸部で強い放射冷却が起こると、局地的に高気圧が発生します。
- 風の収束: これにより、比較的気圧の低い日本海側(石狩湾)へ風が収束し、小さな雲の渦を形成する低気圧が発生します。ー★重要です!ー
- 大雪の要因: この石狩湾小低気圧は、時に1日に1m近い降雪をもたらすことがあり、石狩市や札幌市などの交通に大きな影響を与えることもあります
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💥 爆弾低気圧の定義
🟠爆弾低気圧とは、一般的に「中心気圧が24時間で24hPa以上低下する温帯低気圧」を指します。気象庁では「急速に発達する低気圧」という表現を推奨していますが、急速な気圧の低下は暴風や大雨、高波、高潮、大雪や吹雪の原因となります。
🌡️ 発達のエネルギー源
🟠寒気と暖気の衝突
・爆弾低気圧は、寒気と暖気の温度差がエネルギー源となって発達します。これは台風が水蒸気の凝結に伴う積乱雲の発達をエネルギー源とするのとは異なります。日本付近では、温かい空気と冷たい空気がぶつかりやすいため、特に冬季に発達しやすい環境が整います。
・黒潮の影響
📍 北海道における特徴
🟠北海道周辺で発生する爆弾低気圧は、その発生場所や経路によっていくつかのタイプに分けられます。
- 大陸で発生し日本海やオホーツク海上で発達するタイプ(OJタイプ)
- 大陸で発生するが北西太平洋上で発達するタイプ(PO-Lタイプ)
- 海上で発生し北西太平洋上で発達するタイプ(PO-Oタイプ)
OJタイプは晩秋に、PO-Lタイプは初冬と晩冬に、PO-Oタイプは真冬に発生頻度が高い傾向があります。特にPO-Oタイプは最大発達率が大きいものが多いです。
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💥 JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)
JPCZは「Japan-Sea Polar air mass Convergence Zone」の略で、日本語では「日本海寒帯気団収束帯」と呼びます。
💥 村松バンド・沿海州南系バンド
村松バンドとは、沿海州沖から北海道付近に伸びる雲の帯です。
🟠発生する場所とメカニズム・
シホテ・アリン山脈の北東側と南西側で、日本海に流入する空気塊の温度差や風向のずれが生じることで形成されます。沿海州の北緯46度付近の山の風下側を起点として、発達した雲の帯が北海道の日本海側に流れ込み、局地的な大雪となることがあります。
・沿海州南系バンドとの関係
沿海州南系バンドも村松バンドと同様の現象で、主に石狩から檜山地方以南に影響しますが、風向きが西寄りになると石狩や後志方面にも影響することがあります
💥 岩見沢・留萌方面の大雪をもたらす現象
🟠岩見沢や留萌方面に大雪をもたらす気象現象には、主に「村松バンド」と「石狩湾小低気圧」があります。これらは、冬型の気圧配置の際に発生する「収束帯」の一種で、特定の地域に集中的な降雪をもたらします。
村松バンドとは、主に冬季の北海道石狩湾周辺から沖合にかけて発生する、発達した筋状の雪雲の帯のことです。この雲の帯は、シベリアからの季節風がシホテアリニ山脈の影響で風向きを変え、日本海上で異なる向きの風が衝突し上昇気流を発生させることで形成されます。特に、岩見沢市周辺に壊滅的な大雪をもたらすことで知られ、2012年1月には岩見沢の最深積雪記録を大幅に更新する豪雪の原因ともなりました。この雲は、陸地に入ってからさらに発達しやすいため、石狩市よりも岩見沢方面で降雪量が非常に多くなる傾向があります。
🟠石狩湾小低気圧・北海道西岸収束雲・収束帯
冬型の気圧配置が緩み、内陸の気温が下がると、北海道西海岸には南北に伸びる収束帯や、石狩湾、留萌、羽幌沖などに小低気圧が発生することがあります。これらの現象は、地形や海陸の温度差によって暖湿気流が収束することで発生し、局地的な大雪をもたらすことが知られています。特に札幌や岩見沢付近では、数時間から半日の間に30cmを超える降雪があり、「ドカ雪」と呼ばれることもあります。札幌・小樽に大雪をもたらす「石狩湾小低気圧」や「北海道西岸収束雲」も、風が収束して雲を発生させる点では共通しています。
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