自宅で見ていたド軍の激闘、WSに突如の参戦 “影のMVP”が手にした世界一の勲章ーバックアップ資料
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自宅で見ていたド軍の激闘、WSに突如の参戦 “影のMVP”が手にした世界一の勲章
第3戦は延長15回から登板…グラブが野球殿堂博物館へ
ドジャースは1日(日本時間2日)、ワールドシリーズ第7戦でブルージェイズを下し、2年連続となるワールドチャンピオンに輝いた。第3戦の延長15回から登板し、勝利投手になったウィル・クライン投手は特別な思いで最後のアウトを見届けていたようだ。 【実際の画像】山本由伸を「どれだけ好きなのw」 “愛情爆発”の左腕が「はぁ、最高」 地元メディア「スポーティング・トリビューン」の創設者でCEOのアラシュ・マルカジ氏は試合後、自身のX(旧ツイッター)にクラインへの取材映像を公開した。25歳右腕は「ほんの数週間前はアリゾナの家のソファに座っていただけなのに、ここに来てその一員になれたこと、ましてやプレーできたこと、そして第3戦で僕が果たしたような大きな役割をプレーできたのは、本当に素晴らしかった」と感慨深い様子だった。 クラインは今年1月、アスレチックスからマリナーズにトレード移籍。6月2日(同3日)にドジャースに加わった。しかし翌日にはマイナー降格となり、以降もメジャーとマイナーを行ったり来たり。レギュラーシーズンは14試合で1勝1敗、防御率2.35だった。ポストシーズンではロースター外が続いたが、アレックス・ベシアの不幸な事故に伴い、ワールドシリーズから戦線に加わった。 そしてワールドシリーズ第3戦では、“最後の投手”として延長15回から4イニングを投げ抜いた。サヨナラ本塁打を放ったフレディ・フリーマン内野手と同時に“影のMVP”として称賛された。とはいえ、まさか大舞台から加わるとは思いもしなかったようだ。 「2週間くらい前に『今年はクレイジーな年だったな』って話してたんだ。そしてプレーオフを見ながら『これ最高だな、ドジャースが全部勝てば、指輪がもらえるといいな』って」と“他人事”だったという。しかし、「先週になって、『トロント行きの飛行機に乗れるか?』。それで『よし、今度は自分が頑張る番だ』ってなったんです。この一年がどれだけとんでもなかったか、まだ実感は湧かないけど、一員になれたことは本当に素晴らしかった」と充実感を滲ませた。 第7戦は1点差を争う接戦になった。報道陣から第3戦のデジャブがよぎらなかったと聞かれると、クラインは「15回まで行ったら準備しようかなって思ったよ」とおどけてみせた。それでも、この日は山本由伸やブレイク・スネルら先発投手が待機していたこともあり「今日は俺の出番はないな」って思ったという。また、「ヨシはたとえ20回になっても、あの試合を投げきったと思いますよ。彼はマウンドを降りる気はなかったでしょうから、すごかったです」と脱帽していた。 一番驚いたのは9回2死満塁の場面だった。山本が特大飛球を打たれると、キケ・ヘルナンデス内野手とアンディ・パヘス外野手が交錯した。しばらくキケが動かなかったので、クラインは「死んだかと思ったよ」と笑ってみせた。
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