山本由伸の“覚醒”呼んだキケとの対話 スタバで過ごした2時間…伝えた「キミは独りじゃない」ーバックアップ資料
- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
山本由伸の“覚醒”呼んだキケとの対話 スタバで過ごした2時間…伝えた「キミは独りじゃない」
山本は1年目のPS初登板で3回5失点KO→2日後にあった出来事
ドジャース・山本由伸投手はメジャー2年目の今季、レギュラーシーズンでは開幕投手を務めてシーズンを完走。さらにポストシーズンでは計6試合に登板し、5勝1敗、防御率1.45の好成績を残した。ワールドシリーズでは史上13人目の3勝の活躍でMVPを受賞。劇的に飛躍した2025年。思い出されるのは、山本を“真のエース”に変えたキケこと、エンリケ・ヘルナンデス内野手との対話だ。 【実際の画像】山本由伸に“頬スリスリ” 愛が止まらいキケの最新投稿 地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は今年4月、「ヨシノブ・ヤマモトは、2年目でどのようにして彼の試合を新たなレベルに引き上げたのか」と題した記事を掲載し、山本の2年目の活躍にフォーカスした。そして、右腕の思考を変えた出来事を紹介した。昨年10月、パドレスとの地区シリーズに話は遡る。 山本はポストシーズン初登板で第1戦の先発するも、3回5失点でKOされた。マウンド上で呆然とし、ベンチでも肩を落とす場面が中継映像に映った。そして、「いまこそ対話すべきと感じた」のが、“お祭り男”キケだった。 第1戦の2日後、キケは「休日に、ヤマモトと1対1で会話する機会を求めた」とし、球団のホテル1階のスターバックスで、両選手の代理人を務めるワッサーマン・メディア・グループの通訳とともに約2時間の対話を行った。キケが伝えたのは、技術的な話ではない。“心”の話だった。 キケの目には、山本の姿勢が「自己主張の強い態度が欠けていると感じずにはいられなかった」。そして、「自身の投球にあまり自信がないように感じた」、「投げたくない球を投げている時と、全力を注いでいる球を投げる時では、自信が違う」と指摘したという。そして自身が不振だった経験を踏まえ、伝えた。 「お前は壊れてなんかいない。ただ調整中なんだ。キミは独りじゃない」 そして「最高の投球をすることに全力を注ぎ、誰が打席に立っても、優れた才能を信じろ」と話した。この対話を経て迎えた地区シリーズ第5戦、山本は5回無失点でダルビッシュ有との投手戦に投げ勝ち、チームを勝利に導いた。その後の活躍は言うまでもない。 ワールドシリーズの激闘を終え、キケは自身のインスタグラムを更新し、シャンパンファイトで喜ぶ場面や歓喜の瞬間を投稿した。そして振り返った1枚には、山本とぴったり寄り添っての2ショットもあった。シャンパンファイトでは、インタビュアーに聞かれずとも「もちろん、ヨシノブ・ヤマモトのような男がチームにいれば、物事は少しラクになる。わかるだろう?」と話し、山本の存在に感謝を告げた。山本の“調整”は、完璧にうまくいった。
- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ

Yahooニュースの記事ですーYahooニュースは削除されるのでバックアップとして投稿します!
返信削除