ー京都北山ー

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京都北山
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大昔大学1年生の頃の登山記録を振り返って見ました
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47年前48年前京都北山に通算2回行っています
・特に第1回目京都北山は余りに無謀な山行でした
”山と渓谷”の記事を見てY君を誘っています
・計画段階で”登山map”が無く大雑把な雑誌の記事で計画し京都駅前”登山map”を購入しています
若さと体力に委せた東男無謀登山憧れ京都北山でした
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因みに第1回目京都北山の写真は全く有りません
写真2回目京都北山の写真です
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京都北山の特徴
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第1に京都北山低山ですが谷が深く”登山map”に反映されていない谷か沢山有りました
丹沢沢が多く谷が深い山ですがそれ以上に侵食された古い山岳地形の山でした
滝谷峠付近谷密度図を作ってみました入り組んだ谷ー浸食が激しい地形です
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第2に北山杉を切り出す林業関係者獣道が多く道に迷うケースが多かったです
・道に迷い突然杉を運ぶ谷に掛かる櫓橋を歩いた記憶が有ります
・何処かで道に迷い林業関係者に遭遇した時にこんな獣道で迷っていると”お前ら死ぬぞと言われた記憶が有ります
写真2回目京都北山の写真です
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・現代のGPSスマフォアプリも無い時代でした
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第3に荒天の後に入山したので沢の水量が多かった事です
丹沢と同様に沢が多く渓流釣りの人がおり渓流の水音でヒタヒタと後ろから迫る釣り人が判らず”河童か?”と思った場面もありました
・顔も細面で”河童”に似た人でした
写真2回目京都北山の写真です
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第4に登山者が極めて少なく殆ど登山者には会いませでした
・登山道の状況を聞く事など全く出来ませんでした
ヤマレコの投稿です!ー似たようなルートを歩いています
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第5に花脊の集落には”お店”が無く物を買う事が全く出来ませんでした
・林道歩きも有りましたが車両に遭遇する事は全く有りませんでした
写真2回目京都北山の写真です
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第6にキャンプ場2泊していますが全く施設が整備されていませんでした
・当然管理人も居らず料金も払っていません
・此処をベースに三千院・寂光院まで繰り出しています
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📷「京都府・寂光院」
写真2回目京都北山の写真です
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写真2回目京都北山の写真です
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第7に付近山道は残雪が所々に残り登山道が不明確でした
・当時は春山の知識も経験も全く有りませんでした
写真2回目京都北山の写真です
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第8に山小屋の施設です同志社大学山小屋に入山・初日に泊っています
・何も無い唯の小屋でした
写真2回目京都北山の写真です
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第9に藪漕ぎ草の露沢の遡行ー残雪靴が濡れるケースが多かったです
ロングスパッツでの靴対策が皆無でした
写真2回目京都北山の写真です
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第10に藪漕ぎ対策です
軍手ゴーグルでの対策を全くしておらずを殺られました
写真2回目京都北山の写真です
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第11に簡易食料の知識も無く準備もしていませんでした
・せめてナッツチョコレート乾パン位は用意すべきでした
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これ等の条件下で2日目までは毎日2時間以上道に迷っていました
・初めての地域の山で山の特性を全く知らない危険な山行でした
4月なので下界は春でしたが此の地域は山深くー雪の残るー中途半端な春山でした
低山で谷が深く地形が読めず登山道が判り難く人も居らず施設も無い危険極まりない条件での山行でした
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京都北山の印象
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憧れの京都北山正に昔の日本の低山と田舎の原風景でした
①杉木立が多く植林された北山杉で一杯でした
写真2回目京都北山の写真です
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②渓流が多いわりに沢は荒廃していませんでした崩壊地は有りませんでした
③山深く隠れ里の印象が強い花脊地区でした
④林業の手が入っている割に山の自然が保たれていました
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概略のルート
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ルートは記録が残っていないので不確ですが地図に落としてみました
特に①②は迷ってばかりで全く地図の通りには歩けていません
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伊豆での春合宿終了後熱海新幹線京都出町柳付近で1泊初日は何処に泊ったのか憶えていません
出町柳付近で写真を撮っています
写真2回目京都北山の写真です
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貴船神社山小屋で1泊滝谷峠芹生峠花脊百井峠花脊キャンプ場で1泊三千院・寂光院キャンプ場で1泊大原京都駅のコースだったと思います
帰りは大原からバスで京都駅前まで帰っていますが定かな記憶が有りません
京都駅前で銭湯に入っています
そのまま鈍行の列車で帰ったと思います
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大悲山
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大悲山・峰定寺は岩場に清水寺のような舞台造建築で建てられた寺院ですが見る事が出来ませんでした
・此処を訪ねたかったのです
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📷「京都府・花脊・大悲山・峰定寺」
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反省点
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当時登山経験は奥秩父縦走奥多摩位の経験しか無い時期で低山の怖さを知らない無謀若者でした
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