”ちくわぶ”を食べますか?

 ”ちくわぶ”を食べますか
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私は”関東地方”出身なので”おでんの具・煮物”で食べるのが好きなのですが、道産子の家人は食べません
小麦粉の”かたまり”何処が美味しいのか判らないとの事です
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”ちくわぶ・MAP”を作ってみました
GIS・フリー・ソフト(MANDARA)で作成してみました
(出典データは”タウンネット”です)
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興味深いのは”鹿児島県と山口県”ちくわぶ(竹輪麩)食べる地域に入っていることです
明治維新に官軍(薩摩・長州藩)江戸の食文化を自国に持ち帰ったことも考えられます
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 ーちくわぶ(竹輪麩)の起源ー
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”ちくわぶ(竹輪麩)”の発祥の地は東京(江戸)のようですが起源については諸説あるようです
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有力で妥当と思われる説!ー
”おでん”味噌田楽が変化したものと言われ、江戸時代に醤油の出現で”味噌味”醤油味”になり豆腐・蒟蒻の他に小麦粉を練ったものが入っており火が通るように真ん中に穴を開け味が染みるように”ギザギザ”を付けた:説
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「この説が有力だと思います!」
江戸時代ちくわぶ(竹輪麩)が存在しないと、明治維新に官軍(薩摩・長州藩)江戸の食文化を自国に持ち帰った説(私の解釈)が成り立ちません
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出汁文化(”おでん”の根底にある出汁文化)
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関東地方では”鰹出汁”に”濃いめの醤油”が好まれ、関西地方では”昆布出汁”や”薄味な出汁”が好まれています
また、関東地方はどちらかといえば「硬水」のため、関西地方「軟水」と比べると昆布出汁が上手く取れないそうです
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江戸時代の関東地方では”お米”には困りませんでした。なので大量のご飯を少ないおかずで食べていたので、おのずと副食の味付け濃いものが好まれ、出汁も”濃口醤油”を使ったものが多くなったそうです
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(出典データは”WHO”です)
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地質的には、関東ローム層のある地域では
”硬度”が高くなるそうです
硬度が高い”昆布出汁”が取りにくく”鰹出汁”が定着したようです
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(出典データは”紀文アカデミー”です)
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昆布出汁文化
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沖縄、四国、中国、関西地方には、昆布、鰹節文化があります
昆布は室町時代から北海道から”北前船”で運ばれ、京都方面まで送られー精進料理が発達していた京都を中心昆布出汁文化(西日本)が作られたそうです
”水質と昆布文化”が絡み合い出汁文化が出来たようです
※沖縄の”昆布文化”は少し違いー後日、調べます!
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”出汁と醤油”の味付け
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関東出汁は”濃口醤油”そして関西出汁は”薄口醤油”
”濃口醤油”どっしりとした味わいで、煮物から焼き物までしっかりと味付けしてくれます
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日清のカップうどん「どん兵衛」は東西文化の違いを取り入れたそうです
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”おでん”の味付け
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「おでんの味付け」も同様に思われます
東日本”濃い目”西日本”出汁の効いた薄味”
関東では”ちくわぶ(竹輪麩)などの練り物”関西では”牛スジ・蛸の足”良い例だと思います


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”おでんの具”
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「参考資料」出典は””紀文アカデミー”です
家人は”マフラー”を知っていました
”マフラー”の様に長い”さつま揚”です
この地図を見ると”ちくわぶ””東京ー江戸”に限定されています
新潟の企業”北海道・道北地方”限定商品を作っているのは面白いです
株式会社堀川:
http://www.horikawa-corp.co.jp/hok_products/370/
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