”べこ餅”について深堀してみました!

  ”べこ餅”について深堀してみました

今回は”北海道の地域食材・和菓子べこ餅”について深堀してみました
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エピソード 
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"べこ餅"は札幌に来て初めて食べましたが美味しい”と言うものではないなと言う感想です
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べこ餅 
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"もち米うるち米"にしたものに砂糖や胡桃を加え蒸したもので”ういろう”に似ています
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山形県の”くじら餅(久持良餅)”です!
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"べこ餅"の起源と”謎”なんとなく見えて来ました
諸説・色々有りますネット上の資料から推察した”私の私論”です
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”くじら餅”の起源
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山形県”くじら餅(久良餅)”
新庄藩新庄・最上地方(1664~1740年)の兵糧食として生まれた”郷土料理”だそうです
辿っていくと、長崎(中国大陸)京都を経由して”北前船”山形(酒田港)に持ち込まれたようですその後、京都では作られなくなったそうです
青森県にも山形県と同様の”くじら餅(久良餅)”鯵ヶ沢町・青森市があります
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ういろう”の謎!?ー
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”くじら餅””ういろう”を結び付けたネット上の資料は全くありませんでした
”くじら餅””ういろう”ともに渡来は長崎(中国大陸)であり伝播ラインがくじら餅ライン”ういろうライン”で其々広がったような気がします
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くじら餅ういろうともに”原材料””製造方法”酷似しています
両方とも"もち米うるち米"にしたものに砂糖や胡桃を加え蒸したものです
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伝播ルート
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・京都
(大阪)から名古屋方面”ういろう”
・京都(大阪・三国)から山形(酒田)方面くじら餅
 の系統が有るように思えます
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山形(酒田)から北海道(松前)方面”べこ
・”べこ京都から山形へ伝わり山形”くじら餅”が⇒北前船北海道に持ち込まれたものと思われます素材
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日本海ルート・瀬戸内海ルート・太平洋ルートが有ります
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”ういろう”そのものです
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落雁の木型
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当時、福井・石川県落雁の生産が盛んで、落雁の木型”北前船”で北海道に持ち込まれたとものと思われますー道具
”落雁の木型”です
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落雁の木型と”くじら餅”の融合!ー
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素材”くじら餅”ー道具落雁の木型北海道で融合"べこ餅"となったと思われます
"べこ餅"の””は葉の形”が多く、北海道内では色々な”葉の形のべこ餅”が有るようです詳細は”食文化の研究者”の論文を見てください
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北海道内の”べこ”分布!ー
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北海道に伝来し”小樽””餅文化”が根付いたり”べこ餅の分布”が日本海側の港町に多く見られる傾向が有るのも興味をそそられます
機会があれば”此れらの地”を訪ねて見たいです
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ネット上から拾った大まかな分布図です
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”べこ”分布の今後の課題!ー
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北海道”べこ餅文化”北前船ルート津軽海峡ルート”が有るようですが、津軽海峡ルート”の広がりは良く判りませんでした
北前船ルート”の松前周辺・小樽近郊ー港町の羽幌の分布は頷けます
”べこ餅文化”後日、作成するブログ芋餅文化”と競合する気がします
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根室”オランダ煎餅”なる和菓子が有ります
食べた事が無いので良く判りませんがネット上の記載(不思議な触感)では”くじら餅”煎餅化したように思えます”ネーミング”も気になります
端谷菓子店: (olandasenbei.com)
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