森と谷の探検ツアー「楓沢探検」

🗾「支笏湖・楓沢・苔の回廊」
https://www.google.co.jp/maps?q=42.7321834,141.3862438

環境省・支笏湖ビジターセンター主催の、森と谷の探検ツアー「楓沢探検」に行ってきました
http://shikotsukovc.sakura.ne.jp/kansatsukai.html
前回、一人で「楓沢」に入った時は登山靴の不備もありF1下部で断念しました
また、来年の「風不死岳ー楓沢」登山に向けて、楓沢の源流の確認、涸沢内の動物の動向、熊の生態、高巻ルート、林道の入口等を環境省の職員に聞くことが出来ました!
F2上流部1-1
前方の岩は崩落跡でしょうか!?
F2上流部1-2
なかなかの奇岩です!
F2上流部1-3
下を潜りました
F2上流部
F2上流部・結構な難所です
この木は設置した木で手掛かりにボルトが3箇所打ってありました

苔の種類については、今後勉強します
トド松の松脂は良い匂いがすると、アロマ好きの女性が教えてくれました
「澄み切った森林の香り」だそうです!
山に入るのは頂上を目指すばかりでなく、色々な楽しみ方がありそうです
蛇苔!です
案内者は苔の専門家で苔の説明に熱心でした
苔の種類は今後、色々勉強します
この地区には80種類の苔が生育しているそうです
苔には雄・雌があるそうです
苔には樹木にある維管束が無く、苔の根は張り付くものであり、水分を吸収するものではないそうです
苔は地衣類と共生しているそうです

杉苔
海老苔
砂苔

安山岩の水分、ガローの壁の陰影、支笏湖の水蒸気等々苔が生育するための環境が揃った奇跡の谷と言われているそうです
福井県立大学・苔研究室・大石善隆準教授https://www.moss-ecology.jp/cont11/main.html
北海道大学・農学部・苫小牧演習林・日浦勉教授が有名みたいで案内人からも名前が出ていました
http://www.fsc.hokudai.ac.jp/center/tomakomai/
つぼ苔
集合は樽前荘に9時で、家を6時30分に出ました
🗾「樽前荘」
https://www.google.co.jp/maps?q=42.7424218,141.4054201
ライダーハウスですが近郊の人は泊めてくれません

事前に聞かれたことは①現在の登山状況②蜂に刺された経験でした

参加費は3,000円で、ツアーの人数は9名、スタッフを入れて12名でした
HBCのTVクルーが急遽参加してF1まで同行取材していました
7日16時からの”今日ドッキ!★”で放映されました
行楽の秋・穴場発見!・・・何だこのタイトル!!
先日、北海道新聞にも記事が載り、TVで取り上げられたら観光地化してしまうかも
安易に沢に人を呼び込むと事故が発生すると思います、「苔の洞門」のように管理した施設を作らないといけないと思います!!!
ばっちり映っていました!

前回撤退したロープ場を高巻きしました
このルートには高巻きへ誘導するロープで遮られ、知らない人はロープ場を登ると思います
このルートにしても藪漕ぎです
回撤退したF1の滝の上部です
F1から上は登山装備をしていない人には無理かも
今後、事故が起きないことを祈ります

「風不死岳ー樽前山の稜線」から楓沢を下るルートもありますが隣接する林道を通った方が安全です
この林道は入り口が判りずらく、途中で沢に迂回する入口が判りずらいです
迷う人が居るそうですが、判る気がします人の踏み跡を良く確認すれば大丈夫と職員は言っていました
が、テープ・道しるべがあるわけでなく作業道は前に続いているのに、沢に降りる?!ーこの沢を周知していないと迷うと思います
此処を登り詰めると「風不死岳ー樽前山」の稜線に出ますが最後は藪漕ぎだそうです
稜線から沢に降りる分岐点もリボンが付いている程度で、地図を読み熟す必要があります
令和元年10月3日付の北海道新聞の朝刊に掲載されていました


行動時間は6時間でしたが巡検のようでした
苔の説明だけじゃなく、地形・地質・生態の説明がモット欲しかったです
「今回の装備」
ビジターセンターでヘルメットを貸してくれました
「ヒグマに対する案内人からのアドバイス」
https://www.city.sapporo.jp/…/animal/choju/kuma/…/index.html
・ヒグマの糞を見たら”即”引き返す
・ヒグマの土饅頭は判りずらいが、在れば腐敗臭が凄い
ヒグマは餌を一編に食べず、なめし皮になるまで食べる
・土饅頭があれば必ずヒグマが居るか、巣穴が近くにある
・ヒグマは涸れ沢には入らず、横断するケースが多い、ガローには餌が無い
・ヒグマは涸れ沢を降りず、尾根から下を見ている反対に尾根の藪漕ぎは危ない
    こなる
・熊スプレーは腰に付け、すぐに使えるようにする
・動物の鳴き声には注意を払っている成熊はあまり鳴かないが、小熊はよく鳴い
    ている
・成熊が「モウモウ」と牛のように小熊は「ギヤーギヤー」と煩く鳴いているの
    をいた事があるそうです
予定している「風不死岳ー楓沢」ルートです


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